今回は主要欧州リーグの2019~2020シーズン総括を書いていきたいと思います。
シーズン全試合を終了した注目していたチームについてのみなので大半抜けていますのであしからず。
第1回目はブンデスリーガの「ボルシア・ドルトムント」です。
リーグ 勝ち点69 21勝 6分 7敗 84得点 41失点 2位
CL ベスト16敗退
カップ戦 3回戦敗退
主な加入選手
夏
シュルツ(←ホッフェンハイム)
ブラント(←レバークーゼン)
冬
ジャン(←ユベントス)
ハーランド(←ザルツブルグ)
①ロイス依存症
シーズン前プリシッチ、ディアロ、ローデを放出し、フンメルスが復帰、ブラント、アザールといった実績十分の選手を補強。対バイエルン筆頭候補になります。
しかしいざシーズンが入ると不安定な戦いに終始してしまいます。原因は大きく二つ、DFの中心になるはずのアカンジの不調やサイドバック裏のスペースを悉く突かれてしまう等失点が止まらなかったこと、攻撃の大半をロイスに依存し、攻撃のバリエーションが限られてしまった事です。
特に純粋なストライカーがパコ・アルカセルしかおらず2トップに適した選手であるにも関わらず代わりの選手を補強出来なかったのも痛いと思います。。
②救世主となったストライカー
しかしそこに「救世主」が現れます。ザルツブルグ、CLで躍進したハーランドの獲得です。
そこにドリブラーのサンチョやアザール、攻撃のつなぎ役として機能したブラント、若きアタッカーレイナが絡むことで破壊力が増し、5試合連続4得点越えと大爆発します。しかしこの時期に大黒柱ロイスが怪我、共演をもっと見たかったです。
勢いはヨーロッパにも及び、CLではパリSG相手にハーランドが衝撃の2得点、強烈なインパクトを与えました。結果的にパリに敗北、リーグ戦ではバイエルンの独走を許すなど無冠に終わりますが、強力なハーランド&3トップは十分インパクトを与えたと思います。
③2000年代トリオ
来シーズンに向けては3-4-3システムの継続がベースになりますが、ロイスの復帰でどう変えるかは注目です。
守備も3バック起用で比較的安定していた為大きな変更は無さそうです。
ハキミがインテルに移籍、サンチョも移籍濃厚と主力がまた引き抜かれそうですが、パリSGからムニエ、イングランド2部のバーミンガムがらべリンガムを獲得、競争力は保たれそうです。
来シーズンはハーランド、レイナ、べリンガムの2000年代トリオも見れるかも知れませんね。
では