突然覚えのない美女と婚約していたことが伝えられると皆さんはどう思いますか?
何か高価な壺を買わされそうですね、、、。
てなことで今回は2017年に公開された「名探偵コナン から紅の恋歌」について書いていきたいと思います。
※ネタバレ有り
①三角関係
本作は「迷宮の十字路」以来の服部平次、遠山和葉メインの作品となっています。
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今作ではさらに「大岡紅葉」という「平次の婚約者」が現れ見事な三角関係が出来上がります。後半では百人一首で直接対決しバチバチな展開に。
「よめにとるさかい」
しかし当の平次は全く意に介さず事件に没頭します。本当に恋愛に関しては素っ頓狂な男です。それもそのはず和葉一筋10年の男は最後バッチリ決めてくれます。
「こんなところで死んでたまるか、まだお前には言わなあかんことがあんねん。
届けえぇぇぇー!!」
②京都の美しさ
今作の舞台は古都京都です。しかも季節は秋、紅葉煌めく雰囲気が京都の美しさを際立てます。倉木麻衣さんの「渡月橋 〜君 想ふ〜」の歌もばっちり合っていて雰囲気抜群です。
ただ京都の雰囲気は後の「修学旅行編」の方が描写が多く表されているので続けて見ることをおススメします。
③百人一首
今回は「百人一首」がキーになっています。大岡紅葉は百人一首の高校生チャンピオンでひょんとしたことで和葉は大会に出ることになります。和葉は対抗心バチバチですが勝負は初めから決まってんで、しっかりせえや平次くん。
元かるたクイーンで平次の母「静華」さんの厳しい特訓を越え、紙をも切り裂く威力を誇る瞬発力を備えかるた大会に挑みます。もはや違うスポーツです。
犯人の動機も百人一首のかるたで謎解きもかるたが中心です。しかし正直百人一首に全く興味の無かった私はへえ~そうなんだ~だけで終わってしまいました。「ちはやふる」読みます。
そして待ちに待ったコナンのアクションシーン、案の条爆破された決勝会場、サッカーボールで滝の水を操作して火事を鎮火するコナン、「天国のカウントダウン」以来の爆風を利用した平次&和葉のぶっとびシーン、京都でも変わらず大暴れです。
最後に名セリフを一つ
「その手離したら、殺すで」
では