きちのうすめ雑記

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ミラレム・ピアニッチ~長短精度の高いキック~【特集】

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セリエA屈指の司令塔がスペイン上陸。混乱著しいバルセロナを立て直す力になれるでしょうか。

 

ということで今回はバルセロナに移籍が決まったミラレム・ピアニッチ選手について書いていきたいと思います。

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Getty Images

①長短精度の高いキック

ピアニッチ選手の特徴は「長短精度の高いキック」であると思います。

長短のパスの精度が非常に高くレンジも広い為、広範囲でゲームメイク出来ます。また広い視野も持ち合わせているため、低い位置からでも相手の急所をつくパスを繰り出すことも出来ます。特にバックパスをワンタッチ及びダイレクトで叩く「タッチダウンパス」は芸術的で一気に局面を変える威力を誇ります。

またフィジカルは決して強くありませんが、ひらりひらりタッチやターンで躱す技術を持ち合わせているためキープ力も非常に高いです。

プレイビジョンと支配エリアが広い世界屈指の司令塔だと言える選手です。

 

②課題は守備面

反面課題は守備面です。どうしてもフィジカル的に強くない為、守備ではサポートが不可欠となっています。そのため強度の高い試合では消えがちです。ユベントスではマテュイディケディラというフィジカルに秀でた選手がいますので問題はありませんでしたがバルセロナではビダルぐらいしか思い浮かばないので不安ではあります。

また単純なスプリント能力も決して高いとは言えず、スタミナも近年では徐々に衰えが見えています。マンパワーに頼らないテクニカルなチームで持ち味を発揮する選手です。

 

③アンカーとインサイドハーフ起用

現時点のバルセロナでは恐らくブスケッツの控えで起用されると思われます。インサイドハーフもこなせますがどうしても守備の強度と上下動が激しい為、スタミナ面で不安があります。しかし最終ラインでボールを運ぶ役割や右サイドに流れてのクロスなどは得意なプレーなので起用次第ともいえます。

しかし現在のセティエン監督政権下では哲学・戦術>個性なのでインサイドハーフ起用はなくアンカーの控えでの起用になりそうです。ブスケッツとレギュラーを争うとなると、、、中々厳しいですね。

懐疑的な意見も多いですがピアニッチ選手の司令塔としての実力は確かです。

あとは監督がどのような起用をするかが問題ですね。

 

では