※ネタばれ有
今回はMCU第13作目となる「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」について書いていきたいと思います。
①シビルウォー(内戦)
エイジ・オブ・ウルトロンから燻っていた火種がついに爆発してしまいました。
スティーブは犠牲が出た戦いで国際的に非難され、トニーはソコヴィアの戦いで犠牲になった人の遺族からそれぞれ非難されます。そして国際連合の管理下に置かれる「ソコヴィア協定」の署名を求められます。ちなみに米国務長官は「インクレディブル・ハルク」に登場するサディアス・ロスです。
正義の戦いの代償を背負わされ、限界を感じたトニーら数名はそれに同調、それでも自分を信じた正義に突き進み守れるものを守っていこうとするスティーブらは反発。
アベンジャーズは真っ二つに分かれてしまいます。
どちらも悪くないし絶対的に正しいでもない。人間が数人集まると必ず起こる「意見の差、考えの差」が顕著になり浮き彫りになった形になりました。
当初単純に捉えていた「Whose Side Are You On?(君はどちらに付く?)」に重みを感じた場面でもありました。
②ついにあのヒーローが、、
マーベルのヒーローの象徴的存在、「スパイダーマン」がついに登場します。今作ではトニーのスカウトでチームに組み込まれる形となります。人間のヒーローでは最年少で未熟でやんちゃな部分が見えますが、空港での戦いでは確かな存在感を示します。キャプテンアメリカの盾を奪うシーンは印象的です。
そしてティ・チャラ(ブラックパンサー)です。父を爆破テロで失い、指名手配犯となったバッキー(ウィンターソルジャー)を狙うキャラとして登場します。正にパンサーとも言えるしなやか且つ素早い動きでスティーブらを苦しめます。
バッキーを巡る戦いは最終的には空港で両陣営が激突します。
トニー側
アイアンマン
ウォーマシン
ブラックウィドウ(後に離反)
ヴィジョン
スティーブ側
ファルコン
ウィンターソルジャー
スカーレットウィッチ
見事な分かれ方です。
③決別
この事件の黒幕はヘルムート・ジモ、ソコヴィアの戦いで家族が犠牲になった一人でした。アベンジャーズへの復讐の為、内戦を意図的に起こすよう仕向けたのでした。
その策略に乗ってしまったトニーは激高しバッキーに襲い掛かります。止めに入ったスティーブの抵抗で大喧嘩になります。
激戦の末彼らはそれぞれ違う道を進むことを選び、2人は完全に決別してしまいます。しかしお互い仲間という意識は失われてはおらず、残された者の成長、新しき者の台頭を経て再び終結の時を待つのでした。
ちなみにスタンリーさんは配送員の役です。
「トニー・”スカンク”」
では
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