先日行われたセビージャvsバルセロナの感想です。
両チームのスタメン
セビージャ
GK:ヴァツリーク
DF:ヘスス・ナバス、クンテ、ヂエゴ・カルロス、レギロン
MF:オカンポス、ジョルダン、オリベル・トーレス、フェルナンド、ムニル
FW:デ・ヨング
バルセロナ
GK:テア・シュテーゲン
DF:セメド、ピケ、ラングレ、ジョルディ・アルバ
MF:ビダル、ブスケッツ、ラキティッチ
FW:メッシ、スアレス、ブライトバイテ
セビージャ 0-0 バルセロナ
①バネガの不在
前節不運とも言えるオウンゴールで同点に追いつかれた3位セビージャと、スアレスが復帰後初先発のバルセロナの試合です。
セビージャはブスケッツにマンマークがついた4-4-2のブロック守備で待ち構えバルセロナが崩すという形になりましたが、左サイドに密集しすぎて右サイドのセメドが孤立。相変わらず幅が取れません。しかし攻守の切り替えは強度が増しておりセビージャのカウンターをいくつも潰していました。
一方セビージャはサイド攻撃を意識しながらもパスが悉く引っ掛かり上手く機能していませんでした。バネガの不在とサイドの数的有利を全く作れなかったのが問題でした。
しかしメッシのFKの対策はバッチリ出来ており完璧に止めました。いい準備が出来ていたと思います。
②幅を広げられないサイド攻撃
後半セビージャはバネガを投入しゲームの流れを変えにいきます。この交代は功を奏し、オカンポス、ムニルが高い場所でボールを持つことが出来カウンターの精度が増します。テア・シュテーゲンがいなければ本当に危なかったです。
守備では5-4-1のブロックでバルセロナの攻撃をシャットアウト、非常に安定感のある戦いを見せました。
一方バルセロナもアルトゥール、グリーズマンを投入しますが攻撃は変わらず、幅を広げられないサイド攻撃は悉く不発。ゴールを割ることは終ぞありませんでした。
③痛い引き分け
セビージャにとっては相性の悪いバルサとの引分は悪くない結果であると思います。特に守備はしっかり準備されていて素晴らしいパフォーマンスであったと思います。
一方バルセロナにとってはかなり痛い引き分けになりました。勝ち点だけでなく内容もやや苦しく、状態が上がっているレアルとは差があると言わざるを得ません。ここまで右サイド問題の糸口すら見えていないのは大きな問題だと思います。もう少しビダルをセメドのサポート役に回して欲しいですね。
では