両チームのスタメン
レアルマドリード
GK:クルトワ
DF:カルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、メンディ
MF:モドリッチ、カゼミーロ、クロース
FW:バルベルデ、ベンゼマ、アザール
バレンシア
GK:シレッセン
DF:ヴァス、ギジャモン、マンガラ、ガヤ
MF:フェラン・トーレス、パレホ、コンドグビア、ソレール
FW:ロドリゴ、マキシ・ゴメス
ベンゼマ(後16)(後43)アセンシオ(後29)
①目立つ動き出し
アザール、アセンシオの復帰&前回の完勝で勢いに乗るレアルとレギュラーセンターバック2人が怪我で離脱し苦しい状況のバレンシア。どこまでバレンシアが踏ん張れるかが見どころです。
前半レアルは攻勢に出ますが左サイドのアザール、メンディの連携が取れず完全に詰まってしまいます。幅が十分に取れない攻撃はペナルティエリア外のミドルシュートを狙うので精一杯の状況でした。
一方バレンシアはしっかり4-4-2のブロックを敷きカウンターを狙います。その中でロドリゴはオフサイドで取り消されるものの素晴らしい動き出しを行いチームを活性化します。反面ビルドアップは完全に嵌められ、マキシ・ゴメスへのロングボールに活路を見出すこととなりました。
②レアルの修正
後半大きく変わったのはレアルでした。攻撃の内外が整理され効果的にボールを運ぶかとが出来るようになりました。特にメンディの動きの修正は素晴らしく。サイドチェンジで揺さぶれることも可能になりました。
そんな中パスミスからのショートカウンターでベンゼマが先制点。いい流れの中でのゴールでした。
③裏目に出た交代策
1点を追いかけるバレンシアはゲデス、ガメイロを投入しますが、マキシ・ゴメスをいう収め所を失ったチームは余計にビルドアップに苦労しボールロスを繰り返し徐々に勢いを失います。そしてアセンシオ、ベンゼマのゴールで突き放しゲームセット。レアルが連勝を果たす形となりました。
バレンシアは交代策が裏目に出た形となりました。嵌められた時のビルドアップの形をなど課題なども見えています。レアルはアセンシオが復帰後即ゴールとポジティブな内容が続いています。ゴール前の人数不足も前節ではクロース、ロドリゴ、今節ではアザール、モドリッチが積極的に飛び出していた為、中断の間相当意識されていたのであろうと予想されます。チームとしてより強力になった印象があります。
では