きちのうすめ雑記

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新世紀エヴァンゲリオン 演出編 ~尻切れトンボ~【エヴァ】

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今回は新世紀エヴァンゲリオンについて書いていきたいと思います。1回では長すぎる為3回に分けて書いていきます。3回目は演出編です。

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出典 img5.blogs.yahoo.co.jp

①景色を多用

演出の特徴として「景色を多用」することがあります。

ビル、湖と山、信号機など街並みを多用することで独特の「間」を生み出すこととなります。特に戦車や街並みのこだわりは凄く、庵野秀明監督が特撮好きだということが上手く表されていると思います。

またそれを利用した「長すぎる間」を使用することも多く、一瞬映像が止まってしまったという錯覚を起こす程の時間静止します。次の場面の強調や尺の関係などあるとは思いましたが流石にちょっと長すぎると当時思いました。

 

②深層心理

「深層心理」の描写はエヴァの特徴のひとつとなっています。自分自身・心の中の他人・風景・実写映像などを巧みに使い表現しようとしています。この描写はキャラの表向きの姿とまた違う掘り下げが出来ていて新たな表現の方法として話題となりました。

またその心理描写を当時の年齢が近い方々に対して、共感を得る内容にしたことで爆発的な人気を集めたと思われます。

 

③尻切れトンボ

TVシリーズ25話「終わる世界」、26話「世界の中心でアイを叫んだけもの」は衝撃的な内容でした。心理描写が大半で世界はどうなったか?主人公たちはどう行動したのか?などが「省略」されてしまいました。特に24話で最後の使徒を倒した後だったのでこの「尻切れトンボ」な展開は大きな反響を得ました。

予算の問題や低視聴率などが絡んでいたという話だったのですが、結果的に多くの謎を残しファンの間で徐々に考察され話題が広がり人気の爆発に繋がったと思います。

 

そして真の完結編として劇場版が公開されることになります。

 

では