※ネタばれあり
今回は2000年に公開された「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」について書いていきたいと思います。
①サスペンスとラブロマンス
今作は今年発表された人気投票で1位を取るなど非常に人気の高い作品となっています。サスペンスとラブロマンス要素が強く、コナンを知らない方にお勧め出来る作品でもあります。
最後まで犯人が分かりずらいトリック、ミスリードを用いたり、新一&蘭の甘々エピソードも満載です。また作品の始まりとなるトロピカルランドを舞台として設定したり、後述する記憶喪失も後押ししていると思います。
何気に佐藤刑事が初登場です。いきなり撃たれてしまうのは不憫だと思いますが。
②記憶喪失
前述した佐藤刑事への狙撃で蘭ねーちゃんが記憶喪失になってしまいますが、記憶が戻る過程が無駄なく自然に事件とリンクするストーリーは素晴らしいと思います。
またヒロインが徹底的に追い込まれる臨場感はスリリングで、コナンが窮地を様々な手法も用いて切り抜けていく姿は手に汗握ります。
そしてこの名言を放ちます。
「おめえのことが好きだからだよ、この地球上の誰よりも」
③アクションと小道具
今回もスケボーアクションは健在でアトラクション内を快走します。またボートも「ハワイで親父に…」ネタでバッチリ操縦します。
そして最後は復活した蘭ねーちゃんが、、、。
ただ残念なのは犯人が付けている余りにも不自然なスコープです。暗殺者感を出したいのはわかりますがかなり浮いています。
コナンを初めて見る方にお勧めの作品で、全ての魅力が詰まっているといっても過言ではありません。何度でも見たいですね。
では