先日行われたレアル・マドリードvsマンチェスター・シティの感想です。
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両チームのスタメン
レアル・マドリード
GK:クルトワ
DF:カルバハル、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、フェラン・メンディ
MF:バルベルデ、カゼミーロ、モドリッチ
FW:イスコ、ベンゼマ、ヴィニシウス
マンチェスター・シティ
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、フェルナンジーニョ、オタメンディ、バンジャマン・メンディ
MF:マフレズ、ロドリ、ギュンドアン、ジェズス
FW:ベルナルド・シルバ、デ・ブライネ
レアル・マドリード 1-2 マンチェスター・シティ
イスコ(後15)、ジェズス(後33)デ・ブライネ(後38)
①膠着した前半
ホームのレアルは通常通りでしたがシティの守備に対してカゼミーロが浮く形となったのである程度上手くボールを運べる形になりました。ギュンドアンを付かされることで修正こそはされましたが得点の匂いは十分にありました。しかし中央にベンゼマしかいない現象が散見し決定機に繋げることが出来ませんでした。
アウェーのシティはジェズスを左サイドハーフとして起用しました。サイドの守備の担保と2トップがCBを引き付けた所のスペースを付いていく役割だったと思いますが、前半は守備に回る部分が多かったので上手く機能しませんでした。流動的にポジションを動かしていたのもこれが影響したと思います。
②デ・ブライネ
しかし後半になるとついに試合が動きます。オタメンディを振り切ったヴィニシウスからイスコが詰めて得点。待望の先制点を決めます。その後もシティの攻撃が機能不全に陥っていた為より攻勢に出ます。
しかしその重苦しい雰囲気を吹き飛ばしたのはデ・ブライネでした。3人に囲まれながらも見事なクロスでジェズスの同点弾をアシスト。その直後スターリングが獲得したPKをきっちり決め逆転。違いを見せつけました。
③逆境の中での反発力
レアルはその後カゼミーロのパスミスからのカウンターでセルヒオ・ラモスが一発退場。反撃の狼煙を消されました。
アウェーでの逆転を余儀なくされたレアルですがこれまで攻守とも幾度となく土壇場でチームを救ってきたセルヒオ・ラモスの欠場は相当痛いと思います。
精神的支柱として働きも大きかったのでヴァランやカルバハルなどの働きがカギになりそうです。
シティにとっては貴重な勝利ですがラポルトの怪我はかなりの不安要素になりそうです。オタメンディも衰えが顕著になってきているのでカウンター対策をどうとるか。1stレグと同様のプレビューになりそうです。
では