両チームのスタメン
GK:オスピナ
DF:ディ・ロレンツォ、マノラス、マクシモビッチ、マリオ・ルイ
MF:カジェホン、ファビアン・ルイス、デンメ、ジエリンスキ、インシーニェ
FW:メルテンス
バルセロナ
GK:テア・シュテーゲン
DF:セメド、ピケ、ウンティティ、ジュニオール・フィルポ
MF:ラキティッチ、ブスケッツ、デ・ヨング
FW:ビダル、メッシ、グリーズマン
①荷が重かった役割
ナポリは4-5-1でブロックを作りサイドバックの攻め上がりに対してサイドハーフを付かせ中を固め、ブスケッツの空けたスペースをカウンターで狙うスタイルを敷いてきました。
その場合いかにサイドハーフを攻略するかが勝負になりましたがバルセロナの両サイドは機能しませんでした。右サイドは連携がイマイチで渋滞気味で左はフィルポの攻め上がりのタイミングにズレがありサイド攻撃が全く機能せずパスミスでカウンターを食らい失点。
ジョルディ・アルバの代役として期待されたフィルポにとっては荷が重すぎた役割でした。しかし持ち味の突破力をもう少し生かす役割を与えてあげて欲しいとは思います。
②この役割でいいのか?
コンパクトに守るナポリに対して苦しんだバルセロナでしたがセメドの飛び出しからグリーズマンのゴールで同点に追いつきます。
その中で感じたのはやはりビダルに幅を持たせる戦術に疑問があるということです。得点の場面でビダルはインサイドでDFを吊っています。直前のエイバル戦でも機能しませんでしたがビダルは「奥行き」をもたらせる選幅はデ・ヨングでも取れると思います。
以前にもあったようにセティエン監督は戦術に選手をはめ込む傾向があるので心配な部分ではあります。
③結果と真逆の状況
ナポリにとってはアウェーゴールを奪われたのは痛いですがポジティブな内容ではあったと思います。特に守備の統率は素晴らしく失点は相手を褒めるしかないでしょう。この戦いを続けられればアウェーでの勝利は十分に期待できると思います。
一方のバルセロナは問題が山積みです。ブスケッツ、ビダルが出場停止、ピケが怪我とかなりの不安要素があります。ただこういう所で輝くのがメッシという選手なのですが、、、。
では