先日行われた中国VS日本の感想です。
ほぼぶっつけ本番で臨んだ日本に対して準備万端で挑んだ中国。FIFAランクの差はあれども苦戦が予想されます。
日本のスタメン
GK:中村
DF:畠中、三浦、佐々木
MF:橋岡、橋本、井手口、遠藤
FW:鈴木、森島、上田
中国 1-2 日本
ドン・シュエシェン(後45)、鈴木(前29)三浦(後25)
感想
日本は3-4-3の布陣を使いました。上田のポストプレーに森島、鈴木が連動して攻めていく形を目指していたかと。ただ序盤は練習量が足りなかったのか特に守備時のポジショニングにもたつきを感じました。中国は4バックにボランチの一人が降りてきて5人でボールを回しロングボールで裏を狙うのを終始徹底していました。結論からいうと全く機能していませんでした。対3バックはDFラインの外側を狙うのが通常ですがターゲットマンがサイドに開く動きが皆無で裏抜けだけをただ狙っていました。なので日本は対応が楽だったと思います。サイドに展開されていたら結構危険だったと思います。日本が中国の動きに対応し始めた時間帯に先制点が生まれたのが大きかったかと。後半になってからは両チームが目立った戦術変更がなく互いに1点ずつを奪いタイムアップ。日本が勝ち点3を得る結果となりました。
慣れないなりに考えて対応していた日本(特に森島選手は素晴らしかった思います)と終始ワンパターンな攻めしか出来なかった中国。選手の対応力の差が結果に出たと思います。しかし、相変わらず選手任せで大きな修正を施さない(施せない?)森保監督の能力にはやはり疑問に思うところはあります。勝利への気持ちが大切なのはわかりますが、戦術のベースがぼんやりしていては世界では勝てないと思います。
この大会で何かきっかけになればいいかと淡い期待を持ちたいと思います。
では