遅れながらアトレティコ・マドリードVSバルセロナの試合を観戦しました。
両チームのスタメン
GK:オブラク
DF:トリッピアー、フェリペ、エルモソ、サウール
MF:コレア、エクトル・エレーラ、トーマス、コケ
FW:フェリックス、モラタ
GK:ティア・シュテーゲン
DF:セルジ・ロベルト、ピケ、ラングレ、フィルポ
アトレティコ・マドリー 0-1 バルセロナ
メッシ(後41)
感想(アトレティコ)
流石シメオネサッカーだなと思いました。中央の守備を重点的に、選手の距離感を崩さず守れる組織を作る手法は世界屈指だと思います。ただやはり個人能力に任せる攻撃は変わっていない感があります。攻撃はトリッピアーとコレアのサイドアタックに賭けていた印象です。まあ対メッシにサウール、コケの二人が頑張っていたからこその結果だとは思いますが。前半のうちに先制出来なかったのが大きかったでしょう。
フェリックスは前半に散発的なチャンスを演出しましたが後半途中に交代。怪我の影響があったのかもしれません。
感想(バルセロナ)
前半強烈なカウンターをテア・シュテーゲンのビッグセーブに助けられていました。特にフィルポは度々狙い撃ちに。攻撃面も効果的な動きが出来ず(これは両インサイドハーフの不出来もありました)ほろ苦い試合に。左サイドの機能不全に合わせて右サイドのセルジ・ロベルトのサポートも足らず中央のコンビネーションに頼らざるを得なかった印象です。後半はグリーズマンがたびたび右サイドに流れ攻撃の幅が取れてきてビダルの投入で奥行きも意識させるようになりました。その効果か僅かな守備の隙間からメッシが決勝点を叩き込みました。何度も見てきた形とはいえメッシの凄さを感じました。
総評
バルセロナにとってこの1勝は本当に大きなものだったと思います。主役はやはり6度目(!?)のバロンドール受賞者メッシとテア・シュテーゲンの二人でしょう。
アトレティコはほぼプラン通りに進めていた思います。失点はメッシとスアレスが凄かったとしか言いようがありませんし得点もテア・シュテーゲンのビッグセーブに阻まれてしまいました。
今回の試合は緊迫した素晴らしい試合だったと思います。イマイチ調子が出ない両チームの今後の戦いが楽しみです。あとグリーズマンへのブーイング半端なかったです。
では