今回は阪神タイガースvs巨人、ヤクルト、DeNA、広島戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 2-3 巨人 ●西 9勝9敗
阪神 0-1 ヤクルト ●藤浪 2勝5敗
阪神 4-10 広島 ●岩貞 2勝1敗
65勝 71敗 3分 473得点 420失点 5位
①最終戦を勝利で締めることが出来ず
先発は対巨人3戦無失点の西投手。2回佐藤輝選手のホームランで先制点を挙げると、西投手も2,4回のピンチを乗り切る投球で試合を締めていきます。
しかし5回2アウト3塁から吉川選手にタイムリーツーベースを放たれ同点に追い付かれると、6回に中田、ポランコ選手に本塁打を浴び勝ち越しを許します。
それでも7回1アウト1、2塁からマルテ選手がタイムリーを放ち1点差に追いつくも、8回9回に得点を挙げられず、最終戦の巨人戦を勝利で締めることが出来ませんでした。
②エラーと貧打というもはやお決まりのパターンで26度目の完封負け
先発は藤浪投手。初回ノーアウト1、2塁のチャンスを作るものの点は取れず、逆に3回に2アウト1、3塁のピンチを作られるも粘りを見せ抑えます。
その後両投手とも素晴らしい投球を見せ試合は締まりますが、6回中野選手のこの日2個目のエラーでランナーを許すと、山崎選手のバントに藤浪選手がまさかの悪送球で連続エラーを記録し先制点を許します。
その後8回に1アウト1、2塁のチャンスを作るも中野選手は併殺打、9回には2アウト1、3塁のチャンスを作るも佐藤輝選手は三振。エラーと貧打というもはやお決まりのパターンで26度目の完封負けを喫しました。
③乱調だった投手を変えずに逆転を許し敗北
先発は2ヶ月勝ち星のない青柳投手。初回佐野選手に先制ホームランを許すも、その裏大山選手のサードゴロの間に得点を入り同点に追いつきます。
その後青柳投手は3回の2アウト満塁のピンチを抑え何とか食いつくも、6回にノーアウト1、2塁のピンチを作り牧選手にタイムリーを浴び勝ち越しを許します。
しかしこのまま敗北濃厚となった8回、陽川選手が起死回生のホームランを放ち同点に追いつくと、その後2アウト1、2塁のチャンスから原口選手が執念とも言えるタイムリーを放ち、更に佐藤輝選手がタイムリーを打ちリードを2点に広げます。
ただ9回守護神岩崎投手が大乱調で桑原選手、佐野選手にタイムリーを許し同点に追い付かれると、2アウト満塁から楠本選手にタイムリーを打たれ逆転を許します。
その裏2アウト2塁のチャンスを作るも得点は挙げられずゲームセット。
このシーズン終盤の勝負所で守護神起用とは言え、乱調だった投手を変えずに逆転を許し敗北。湯浅投手等控えていたにも関わらず使わなかった監督の判断に疑問符が付いた試合となりました。
④引退試合を勝利で飾ることが出来ず
先発は伊藤将投手。初回から2アウト1、3塁のピンチを招くも抑え、その裏2アウト満塁のチャンスから佐藤輝選手が2点タイムリーを放ち先制点を挙げます。
しかし2回坂倉選手に一発を浴びると、小園選手に2ランを浴び逆転を許します。さらに1アウト満塁のピンチを招く等、伊藤将投手がノックアウトでマウンドを降ります。
ただその後西純投手が何とか1失点で抑え1軍初のロングリリーフで4回の1アウト満塁のピンチを見事抑えます。すると5回、引退試合となった糸井選手のヒットから空気が変わり近本選手の内野安打が菊池選手の悪送球を招き1点を返すと、6回に梅野選手の前日の陽川選手を彷彿とさせるホームランで同点に追いつきます。
その後両リリーフ陣が見事抑え試合は延長戦に突入しますが、10回のサヨナラのチャンスを逃すと、11回岩貞投手が自らのエラーもあり満塁のピンチを招き4連続タイムリーを許し6点を取られ試合終了。
糸井選手の引退試合を勝利で飾ることが出来ませんでした。
総評
この勝負所で4連敗。これで3位巨人との差は2ゲーム差と不甲斐ない結果となりました。さらに中日との差は3ゲーム。最下位すらあり得る状況となりました。
やはり致命的となったのはミスの多さ。2戦目4戦目の敗北は全てミスで、チームの現状の問題を色濃く残していました。さらに3戦目は継投ミスとも言える岩崎投手の引っ張り等、これがCSを争っているチームであるとは思えない負け方をしており、最後4戦は本当に締まった試合を行って欲しいです。
そんな中奮闘しているのは糸原選手と佐藤輝選手。前者はこの4試合で全て出塁、後者は4打点と活躍。最終戦に向けて弾みのつく活躍を見せました。
そしてケラー投手と湯浅投手は共にランナーを出しつつも圧巻の投球を見せており、最終戦も期待出来ると思います。
最後に糸井選手、本当に19年間お疲れ様でした。
では
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