今回は阪神タイガースvs広島、ヤクルト戦の感想を書いていきたいと思います。
阪神 2-4 広島 ●秋山 10勝7敗
阪神 2-1 広島 ○伊藤将 9勝7敗 スアレス1勝1敗42S
阪神 11-0 ヤクルト ○青柳 13勝5敗
阪神 0-0 ヤクルト
75勝 55敗 9分 527得点 500失点 2位
①タイムリー欠乏症
先発は秋山投手ですが3回林選手、宇草選手に一発を浴びると、4回鈴木選手に一発を浴び1発攻勢で3点を失います。反撃に出たい打線ですが、3回、4回とチャンスを作るも凡退し決定機を生かせません。
その後6回は及川投手が満塁のピンチを切り抜け、7回には小川投手がピンチを迎えるも抑えると、その裏ロハス選手の豪快な一発で2点を返します。
しかしアルカンタラ投手が鈴木選手に一発を浴び突き放されると、9回1アウト1,2塁のチャンスも佐藤輝、近本選手が凡退し試合終了。最近悩まされているタイムリー欠乏症を見事に表した試合となってしまいました。
②記録づくめで勢いが付きそうな1戦
先発は伊藤将投手。1回、2回は両チームとも揃って凡退になり締まった試合となりましたが、3回佐藤輝選手の2ベースを鈴木選手がファンブルして3塁まで進むと、坂本選手がきっちり犠牲フライを放ち先制点を挙げます。
さらに4回にも満塁のチャンスを得ますが生かせずにいると、その裏ピンチを招きますが切り抜けると、7回には1アウト満塁から糸井選手が貴重な犠牲フライで追加点を挙げます。
伊藤投手は7回無失点でマウンドを降りますが8回岩崎投手が長野選手にタイムリーを打たれ1点差に詰められますが、曾澤選手のレフトフライを板山選手が寸前でキャッチ。アウトになりピンチを逃れると最後はスアレス投手がきっちり抑え試合終了。
伊藤将投手は新人左腕としては54年ぶりの9勝、スアレス投手は球団外国人としては最多の43セーブ目を挙げる等、記録づくめで勢いが付きそうな1戦でした。
③伏兵の活躍、そして
先発は最多勝を目指す青柳投手。初回1アウト満塁の大ピンチも併殺打で乗り切るとその裏、2本のヒットでチャンスを作ると近本選手の10号3ランで幸先よく先制します。
青柳投手は調子はイマイチながらそこからはゴロアウトを量産する「らしい」投球を披露すると、4回島田選手と中野選手のタイムリーで5点を奪いヤクルト奥川投手をマウンドから引きずり下ろします。5回にも木浪選手、そして青柳投手のタイムリーで3点を追加、そして島田選手のこの日2本目のタイムリーで4点を追加します。
更に7回にも木浪選手が2本目、島田選手がこの日3本目のタイムリーで追加点を挙げると青柳投手は7回無失点の好投。
8回は及川投手、9回は小林投手が締めゲームセット。木浪選手、島田選手という伏兵の活躍、そして雨柳投手の活躍で重要な1戦をモノにしました。
④文句なしの投球も
先発はガンケル投手。試合はヤクルト高橋投手との投げ合いになり、3回はヤクルト、5回にチャンスを作りますが共に得点に繋がらず、膠着状態になります。
その後ガンケル投手は安定した投球を披露し、8回途中まで無失点と文句なしの投球。しかし打線も援護を挙げられず、9回には1アウト2塁のチャンスも得点ならず痛い引き分けとなりました。
総評
最終戦の引き分けでヤクルトのマジックが3となり、優勝はほぼ消滅といってもいいでしょう。ただここに来て坂本、木浪、板山、そして島田選手とこれまで中々チャンスを生かせなかった野手陣が活躍しておりクライマックスシリーズ以降の活躍が期待されます。
そして西投手が今季絶望の先発陣も青柳投手が最多勝目前、伊藤将、ガンケル投手が好投を見せる等、計算出来る投手が復調してきたのは大きいかと思います。
後はやはりここに来て大ブレーキがかかっているマルテ選手、そして波に乗り切れない大山選手、佐藤輝選手の復調が待たれます。サンズ、ロハス選手も現状そこまで期待出来ないので今後の復調を願っています。
ペナントレースも後4試合。復調のきっかけを掴んで終わって欲しいです。
では
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