グアルディオラ監督の素晴らしさが際立ったシーズンでした。
という事で今回は見事2シーズンぶりの優勝を果たしたマンチェスターシティについて書いていきたいと思います。
①いきなりの危機
就任5年目のシーズン、開幕当初シティはいきなり危機に陥りました。
開幕2戦目でレスターにまさかの2-5の大敗を喫し守備陣の再編を迫られますが、直後に獲得したルベン・ディアスが予想以上にフィットし守備が安定します。
しかしアグエロの怪我やシティのサッカーに対して対策が取られていることもあり、その後の数試合はデ・ブライネの個人技に依存するややリスク管理を考えられたサッカーが展開されていました。個人的には正直「大丈夫か？」と思いましたが、その後グアルディオラ監督は大きな「衝撃」をサッカー界に与えることとなります。
②カンセロロール
「カンセロロール」。カンセロをボランチの位置に置きながらもライン間やラストパス、クロスを上げさせその攻撃性を引き出すその戦術は、シティのサッカーを劇的に向上させました。さらに
・高い位置でボールを持つことが出来たギュンドアン
・良好なコンディションと相棒（ルベン・ディアス）を得て輝きを放ったストーンズ
もパフォーマンスも向上。3月7日にマンチェスターユナイテッドに敗れるまで、公式戦21連勝という驚異的な記録を打ち立てました。それも中心選手であったデ・ブライネ抜きであったことを考えるといかにシティの強さが際立っていたことがわかります。
そして後半戦はフォーデンの覚醒がありました。20歳の若きアタッカーは高い技術と思考能力で、不調のスターリングに代わってレギュラーとして決定的な仕事を連発しました。リヴァプール戦での一撃は彼の魅力の全てが詰まっているといってもいいでしょう。
そのことに加えてライバルであったリヴァプールがファン・ダイク離脱の穴を埋めきれず低迷、ユナイテッドも取りこぼしが多く、アーセナルは戦術の落とし込みが上手く行かず、トッテナムはケインの負傷で落ちていき、チェルシーはトゥヘル監督就任後に驚異的な巻き返しを見せるものも出遅れを取り戻すことが出来ないなど、他のBIG6が大きな問題を抱え続ける中順当に勝ち星を積み重ね、ユナイテッドが敗れたことによって3節を残しての優勝が決まりました。
③グアルディオラ監督のマネジメント能力
今シーズンは正にグアルディオラ監督のマネジメント能力の高さが際立ったと言えます。守備陣に大きな怪我人が出なかった（アケ以外）のも大きかったですが、「カンセロロール」を適応させるために時間を使ったこと（上記の「大丈夫か？」の時期です）やデ・ブライネの怪我で離脱中のギュンドアンのストライカー化が進み、ルベン・ディアスを相棒に持ったストーンズの復活、仕上げにはフォーデンの覚醒など全てが噛み合わさった感があり、最後まで守備陣の不安を払しょくできなかった昨シーズンのリベンジを返した形になっています。
またチャンピオンズリーグでも決勝に進んでおり、リーグカップも含めた「3冠」にあと一歩の所まで手が届いています。
ただ気がかりなのは、ここに来てチームがやや勢いを失っていることです。準決勝のパリSG戦もリスク管理重視の布陣にも関わらず危ない部分が目立ち、前哨戦をなったチェルシー戦も敗北しています。（パネンカ、、、。）
決勝までどのようにグアルディオラ監督がマネジメントしていくのかが注目です。
カンセロロールを引っ提げリーグを席巻したマンチェスターシティ。「レジェンド」アグエロが去った来シーズンも優勝候補筆頭であることは間違いない事でしょう。
では
 |
マンチェスターシティ 20-21 ホーム 半袖レプリカユニフォーム 【PUMA|プーマ】クラブチームレプリカウェアー757058-01
|
 |
★SALE★セール★RE-TAKE(リテイク) デ・ブルイネ マンチェスターシティ Legend Tシャツ(スカイ)【サッカー サポーター グッズ Tシャツ】【店頭受取対応商品】
|
